佐渡汽船は、小木直江津航路に高速カーフェリーを投入するとともに、現在運航しているカーフェリーを売却すると発表した。
同社では、2015年春の北陸新幹線開業に伴って、小木直江津航路の運航体制を見直してきた。
航路関係者の意見や同航路の特性、利用者のニーズを踏まえ、1隻体制でも運航便数が現在の1日1.5往復から1日2往復となり、誘客宣伝効果が期待できる高速カーフェリーを就航させることで、同航路の収支改善が図れると判断した。
売却されるのは、小木直江津航路で運航しているカーフェリー『こがね丸』(総トン数4258トン)。売却先が決定し契約を締結した時点で譲渡先、売却価格などを公表する。