【BMW M3・M4 新型】キャッチコピーは“革新が、ライバルを置き去りにする”

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BMW M3(左)、BMW M4(右)
BMW M3(左)、BMW M4(右) 全 8 枚 拡大写真

BMW『M3』と『M4』のキャッチコピーは“革新が、ライバルを置き去りにする”というもので、このコピーをベースにカタログ等も作られているという。

BMW Group Japan BMW マーケティング・ディビジョンプロダクト・マネジメント御舘康成さんによると、M3やM4のユーザーは、「自己実現、自分の中で高いパフォーマンスに挑戦するという人が結構多く、トライアスロンに挑戦する人たちもいる」と述べる。

そして、「何かを極めようと努力をする方は、自分を極限の状況まで追い込むことを志向し、また、そういった方がM3やM4を自分のクルマとして、日常も一緒に過ごし、休日にはサーキットで、より高いパフォーマンスに挑戦するというユーザーが多くいる。そこで、今回我々もカタログの文言も含めて、そういったユーザーのマインドに対して、うまくミートするような形でコミュニケーションしていきたいと思っている」とキャッチコピーの背景を語る。

御舘さんは、「日常を常に共にし、自分の限界までベストを追求するというメンタリティを持っている方にぜひ乗ってもらいたい。そういう方は知識も造詣が深く、軽量化技術にお金をかけて一体感を追求しているという、BMW独自の哲学に強く共感して、Mのロイヤルカスタマーとして長く乗ってもらえると思うからだ」という。

また、それぞれのユーザー像は、「M4は2枚ドアなので、パーソナルカーの意味合いが高く、複数保有する中の、自分専用のクルマという位置づけ。仕事は医療従事者が多く、サーキットに行く割合もM3より多いだろう。つまり、趣味のパーソナルビークルという意味合いが強いクルマだ。それに対して、M3はセダンなので自営や会社役員、サラリーマンが多く、一家に一台M3という人だ」と述べた。

最後に御舘さんはM3とM4について、「レーシングテクノロジーに直結した妥協のない軽量化技術。それによって、ユーザーは日常シーンからサーキット走行まで、他のクルマでは味わえない一体感と限界への挑戦を味わえる素晴らしいクルマだといえる」とした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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