GMの中国新車販売が新記録、12%増の354万台…2014年

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米国の自動車最大手、GMは2015年1月6日、中国における2014年の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、新記録となる353万9970台。前年比は12%増と、2桁の伸び率を達成した。

GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GMウーリン(上海通用五菱汽車)の2社がある。2014年実績は、上海GMが、前年比13.1%増の171万0025台。SAIC‐GMウーリンは、12.8%増の178万7931台だった。

ブランド別では、シボレーが過去最高の71万7007台を販売。前年比は10%増だった。小型セダンの『クルーズ』が、前年比7.7%増の26万5993台を売り上げ、最量販車に。コンパクトカーの『セイル』シリーズが、20万3208台でこれに続く。中型セダンの『マリブ』は、25.4%増の12万5547台。

ビュイックブランドは、新記録となる91万9518台を販売。前年比は13.5%増と、2桁の伸びを示す。ロワミディアムセダンの『エクセル』が、29万3098台と牽引。『エクセルXT』と『エクセルGT』も、合計で20.6%増の24万6305台を売り上げた。

キャデラックブランドは、7万3500台を販売。前年比は47%増と大きく伸びた。SUVの『SRX』が2万7484台、新型セダンの『XTS』が、59%増の3万1960台。『ATS』は、ロングホイールベース仕様の『ATS-L』と合わせて、1万3276台を販売している。

GMチャイナのマット・チェン社長は、「GMの2014年中国実績は、市場全体の伸び率の7.5%増(見込み値)を上回る。とくに、高級車やSUV、MPVセグメントで、成長を果たした」と述べている。

《森脇稔》

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