[フォトレポート]開通目前の中央環状品川線、地上部分の大井ジャンクションを見る
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都道316号(日本橋芝浦大森線)の若潮橋から目黒川河口を眺める。品川線の南側は、目黒川の直下に設置されたトンネル区間になっているから、その地下の状況をイメージながら先にすすむ。
東京都が建設した品川線大井北換気所が見え、山手トンネルの出口を歩道橋から見下ろす。品川線の標識には「東関東道 B」「横浜 B」「中環大井南出口 C18」などの文字。
その文字のとなりに「Haneda」と記された旅客機のピクトグラム。新宿と羽田空港の間は、これまで都心経由で40分。品川線開通後は20分に短縮されるという。
大井ジャンクションの軌道は品川清掃工場をぐるっと回り込むようなカーブを描く。都道316号から湾岸道を見下ろすと、品川線と湾岸線の合流部分や、新幹線大井車両基地、東京貨物ターミナル駅などが見えてくる。
こんどは南側、大井埠頭海浜公園付近の交差点から大井ジャンクションを眺める。湾岸線の大井料金所の先に、品川線から国道357号(湾岸道)へと下ってくる新たな出路(中環大井南出口)が見える。
この新たな出口も貨物車両などで終日混雑しそうな気配。大井ジャンクションのまわりを歩いてみると、コンテナを積むトレーラーが連なる光景をよく見かける。この分岐点のすぐ東には、東京港のコンテナ中継の中核を担う大井コンテナふ頭があり、海側を遠望すると、20基のコンテナクレーンが絶えず動いているのが見えた。
《レスポンス編集部》