【オートモーティブワールド15】コネクティッド・カーに注目…基調講演、専門セミナー開催

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昨年のセミナー会場風景(オートモーティブワールド14)
昨年のセミナー会場風景(オートモーティブワールド14) 全 2 枚 拡大写真

日進月歩の自動車技術。パワートレインの電動化や自動ブレーキをはじめとする安全支援機能など、一昔前には「未来の技術」だったものも今や普及期にある。そして2015年。自動車メーカー、サプライヤー、それを取り巻くビジネスパーソンにとって今ホットなキーワードは「自動運転技術」をも内包する「コネクティッド・カー」だろう。

1月14日から16日に開催される自動車次世代技術専門展「オートモーティブ ワールド2015」では、これからの自動車技術の発展を担うこの「コネクティッド・カー」に注目、国内外の大手メーカー開発者や専門家を集めた基調講演、専門技術セミナーがおこなわれる。

15日におこなわれる基調講演では、「自動運転はどうなる?! その進化と課題を追う」として、スタンフォード大学自動車研究センター所長で、ドライバーアシスタントシステムや持続可能なモビリティを専門とするSven A. Beiker氏、デロイト トーマツ コンサルティングで国内外の自動車や製造業に深く関わる周磊執行役員らが登壇。ITを活用した次世代の自動車技術、ビジネスについて語る。

さらに、16日の専門技術セミナー(Auto-4)では、「コネクティッド・カー技術が創る新たな未来」として、トヨタ自動車情報電子システム開発部部長の山本圭司氏、コンチネンタルのインフォテイメント&コネクティビティ事業部門で商品管理・販売担当バイスプレジデントを務めるLars Schultheiss氏、ホンダR&Dアメリカの杉本直樹氏らが登壇する。GoogleやAppleなどシリコンバレー発のITイノベーションがクルマに搭載され「つながるクルマ」になった時、社会や自動車業界はどう変革して行くのか、その核心に迫る。

また今回が3回目の開催となる「コネクティッド・カー EXPO」では、エイチアイ、アイサンテクノロジー、トヨタメディアサービス、ゼットエムピー、マイクロテクノロジー、UIEvolution、東海クラリオンなど業界をリードする企業が多数出展。セミナーと合わせ、最新のコネクティッド・カー技術に注目したい。

「オートモーティブ ワールド2015」は、1月14日から16日までの3日間、東京ビッグサイトで開催。5つの展示会で構成され、過去最多の690社が一堂に出展する。上記セミナーを含め、全60講演の専門技術セミナーも開催。セミナーは事前申込制となっており、公式サイトで参加を受け付けている。定員になり次第締切となるので注意。

《宮崎壮人》

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