マツダの中国現地法人は2015年1月5日、2014年の中国における新車販売の結果を公表した。総販売台数は21万1013台。前年比は13%増と、4年ぶりに前年実績を上回った。
販売好調の要因は、新型車の効果によるもの。新型『アクセラ』と新型『アテンザ』の両セダンを、2014年5月下旬に投入した効果が出た。
なお、2014年12月単月実績は、2万1802台。前年同月比は7.8%減と、2か月連続で前年実績を割り込む。
マツダの中国合弁には、第一汽車との合弁の一汽マツダと、長安汽車との合弁の長安マツダの2社がある。2014年実績は、一汽マツダが前年比12.2%減の10万6477台。長安マツダは59.6%増の10万4536台。合弁2社では、長安マツダの好調ぶりが際立つ。
マツダの渡辺宣彦 中国事業本部長は、「CX-5、アクセラ、アテンザのSKYACTIV搭載3車を中心に、販売の勢いを維持した」とコメントしている。