9日に開幕した「東京オートサロン2015 with NAPAC」。今年も屋外特設コースに全日本選手権スーパーフォーミュラのマシンが登場。サーキットでしか味わえないフォーミュラカーの迫力ある走りを披露した。
晴天に恵まれた幕張メッセには、3連休初日ということもあり朝から多くのクルマ好きが来場。10時30分のイベントスタート時になると観覧エリアは多くの来場者で埋め尽くされた。
スーパーフォーミュラがデモ走行をするのは3回目。今年は昨年ランキング7位だった国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が担当。本来はF1を上回るほどのコーナリングスピードをみせるマシンだが、今回は狭いエリアの中での走行。サーキットほどの大迫力はなかったが、レース本番でのスタートダッシュを再現したり、ドーナツターンをみせアピール。
中にはスーパーフォーミュラを初めて観るという観客も多く、間近で疾走するマシンに釘づけになっている方も少なくなく、走行が終わると観覧エリアからは拍手も沸き起こった。
走行を終えた国本は「幕張メッセという素晴らしい舞台で走れたことが本当に嬉しい。サーキットではもっと迫力ある走りを見せられるし、魅力がたくさんあるので、一度観たらきっとハマると思います。是非、今年はサーキットにも足を運んでください」とアピールした。
走行を終えたマシンはイベントホールにつながる通路脇に特設ガレージが設置され、そこに展示されている。イベントが終わり中に戻っていく途中で足を止めてマシンに興味津々の観客も多くみられた。
このスーパーフォーミュラのデモランは11日も10時00分からと14時15分からの2回行なわれる。まだご覧になっていない方は必見のプログラムだ。