2015年1月12日、米国で開幕するデトロイトモーターショー15。同ショーにおいて、イタリアのアルファロメオが予定しているワールドプレミアの内容が判明した。
これは1月11日、米国の自動車メディア、『CAR SCOOPS』に掲載されたもの。同メディアが、デトロイトモーターショー15で初公開されるアルファロメオ『4Cスパイダー』の市販版の公式画像を、独自入手。読者に向けて、公開している。
アルファロメオは2014年3月、ジュネーブモーターショー14において、4Cスパイダーの「デザインプレビュー」を初公開。同車は、アルファロメオの新しい小型2シーターミッドシップスポーツカー、『4C』に加わるオープンバージョンを示唆したコンセプトカー。ルーフは、コンベンショナルなソフトトップ。これは、クーペ版では895kgという4Cの超軽量ボディに、オープン化に伴う重量増を抑えるための選択。アルファロメオによると、クーペの4Cからの重量増は、およそ60kgに抑えられるという。
イタリアのアルファロメオ・スタイル・センターが手がけたオープンボディは、クーペと異なる部分がある。具体的には、ヘッドライトとアルミホイールが新デザイン。オープンカーに不可欠なロールオーバーバーは、カーボンファイバー製とした。
デトロイトモーターショー15では、アルファロメオ4Cスパイダーの市販版が、ワールドプレミアされるもよう。今回、同メディアに掲載された画像からは、イエローボディをまとったスポーティな市販モデルの姿が確認できる。