【デトロイトモーターショー15】開幕直前…好調北米市場、モーターシティの復興見られるか

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デトロイトモーターショーが開催されるCOBOセンター
デトロイトモーターショーが開催されるCOBOセンター 全 22 枚 拡大写真

アメリカ・ミシガン州にてデトロイトモーターショー15が、現地時間1月12日より開幕する。メディア向けのプレスプレビューを始め、インダストリープレビュー、チャリティープレビューを経て、一般公開日は17日よりスタートする。

会場は、例年通りデトロイト市のダウンタウンに位置するCOBOセンター。昨年は、60各国から5000人以上の記者が訪れ、2003年以来11年ぶりに来場者数が80万人を超えた。今年も一般公開を含め、80万人以上の来場者を見込んでいるという。

昨年、北米の新車販売は2006年に続く高水準とも言われ、景気の回復が認められている。年明けにはガソリン価格が2ドル代に下がり、コンシューマーのインセンティブがさらに高まっている。

地元メーカーは各社新型車を用意。GMのシボレーブランドは、プラグインハイブリッド『ボルト(Volt)』の新型モデルを公開するようだ。EV専用の『ボルト(Bolt)』の発表も予定されている。キャデラックは、ハイパフォーマンスセダン『CTS-V』を出展。フォードからは、公式な発表はないが、高性能モデルの登場が期待されている。フィアット・クライスラーからは、アルファロメオの北米復活が注目で、『4C スパイダー』の市販版を発表する予定だ。そして、ラム ブランドからは新型トラックが発表される。

国産メーカーでは、トヨタが新型『タコマ』、レクサスが『GS F』、日産が新型『タイタン』を発表予定。もっとも注目を集めているのが、ホンダの高級車ブランド、アキュラが新型『NSX』の量産モデルをアンベイルすることだ。そして日産のインフィニティも次期型スカイラインクーペとなる『Q60 コンセプト』を出展するとのこと。

欧州メーカーも新型車やコンセプトを用意。アウディは、新型『Q7』をワールドプレミア。メルセデスベンツも新型『GLE』の公開を準備している。BMWは、改良新型の『6シリーズ』など。VWは、クロスオーバーのコンセプトモデルが発表を控えている。

プレスデー初日は、現地時間12日午前7時に開場。

《太宰吉崇》

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