ALSOK、アンダーパス監視サービスを開始…ゲリラ豪雨での車両水没事故を防止

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緊急連絡サービス
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ALSOKは自治体等の道路管理者に対し、アンダーパスにおける冠水事故防止を支援する「アンダーパス監視サービス」の提供を、2015年1月より開始すると発表した。

近年、「ゲリラ豪雨」と呼ばれる予報が困難な局地的集中豪雨や台風などの大雨による道路の冠水被害が発生しており、雨水が集中しやすい構造であるアンダーパスでは、雨水の深さが分からず車両が進入、水没する事故も発生している。

現在、自治体等では、冠水センサー・監視カメラおよび通報装置等を設置し、事務所等から職員が監視を実施。しかし、夜間・休日は迅速な対応が困難で、初動が遅れることが問題になっているほか、豪雨による視界の悪さで標識や電光掲示板等が見えにくく、アンダーパスへの車両の進入を速やかに抑止できない等の課題がある。

新サービスでは、アンダーパス周辺において、ゲリラ豪雨が予測される場合や現在の雨量が警戒値に達した場合、ALSOKから自治体職員に対して予測と雨量情報を提供。また、アンダーパス内の水位が上昇すると、既設の冠水センサーから信号を受信、ALSOKから自治体職員に対して、水位情報および画像情報を提供する。

冠水発生時は、「緊急連絡サービス」を利用する自治体職員等からの要請により、ALSOKがバルーン製の遮断機の遠隔操作を行い、アンダーパスへの車両の進入を抑制。車両の冠水事故を防止する。

《纐纈敏也@DAYS》

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