米国の自動車最大手、GMのGMCブランドは2015年1月12日、米国で開幕したデトロイトモーターショー15において、新型『キャニオン』の「ナイトフォールエディション」を初公開した。
新型『キャニオン』は1年前の2014年1月、デトロイトモーターショー14でワールドプレミア。キャニオンは、GMCブランドの主力中型ピックアップトラック。2013年11月、ロサンゼルスモーターショー13で初公開された新型シボレー『コロラド』と、基本を共有する兄弟車。両車の生産は、米国ミズーリ州のウェンツビル工場で行う。
新型キャニオンは、中型ピックアップトラックの新基準を目指して開発。GMCによると、広い室内や荷室、クラスをリードする牽引力や走破性能、パワフルで低燃費なエンジンを備え、中型ピックアップトラックの基準を引き上げるという。
搭載エンジンは、ガソリン2種類。2.5リットル直列4気筒は、最大出力193ps、最大トルク25.4kgmを発生。セグメント最高のパワーと、最大トルクの90%を2000-6200rpmの幅広い領域で発生し続ける特性を持つ。3.6リットルV型6気筒は、最大出力302ps、最大トルク37.3kgmを引き出す。最大牽引力は3039kg、最大積載量は657kg。
デトロイトモーターショー15で初公開されたナイトフォールエディションは、新型キャニオンの特別仕様車。「ナイトフォール」(夜)をテーマに、グリルやアシストステップを、ブラックで仕上げた。足元は、18インチの専用アルミホイールで引き締める。エグゾーストは、ポリッシュ仕上げとしている。