コーンズ青山オープン…フェラーリのパーソナライゼーションに特化

自動車 ビジネス 企業動向
コーンズ青山
コーンズ青山 全 8 枚 拡大写真

フェラーリ正規ディーラーであるコーンズ・モータースは1月15日、東京青山に国内初のフェラーリパーソナライゼーション専用スペースを保有する「コーンズ青山」をオープンした。

このショールームは3フロアに分かれており、1階と2階はフェラーリの専用スペース。3階はコーンズの顧客のみが利用できる会員制ワインバー&レストラン“1861”となる。

コーンズ・モータースフェラーリ東京ショールームマーケティングマネジャーの副島理氏によると、「1階と2階のフェラーリ専用スペースは、本国フェラーリの最新のCIに基づいて作られており、フェラーリが近年力を入れている個々人それぞれの要望に合わせてフェラーリを作り上げていくプログラム、テーラーメイドやパーソナライゼーションに特化したスペースだ」と説明する。

「1階はフェラーリの新たな情報発信の場所として、新車が発表されれば真っ先に展示され、新車がない時では、例えばヨットをモチーフにした『FF』のテーラーメイドを展示(22日まで展示)するなどその時々の話題を提供していく」という。

ショールームには、ユーザーにフェラーリの情報を提供する教育を受けた2名のセールスレディが常駐。ふらっと立ち寄ってもフェラーリの最新の情報を入手することが可能とのこと。更に、本国のマラネロの隣にもあるフェラーリストアが扱う厳選されたアイテムも販売される。

2階はパーソナライゼーション専用のラウンジだ。「一度に6人が座れるようにテーブルと椅子の配置になっており、コンフィギュレーションを使うことで、即座に外装、内装の色から好みのオプションまで、ユーザーの好みを反映した映像を見ることができる」と説明する。

3階はコーンズ・モータースから新車や中古車を購入したユーザーのみが利用できる“1861”だ。「この数字はコーンズの創業年にちなんだ名称で、オーセンティックかつモダンな雰囲気の会員制ワインバー&レストラン。ドリンクはイタリアンワインに特化しており、ディナーで1万2000円の価格帯から本格的なディナーを楽しんでもらえる」とそれぞれの特徴を語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る