米国の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)US(旧クライスラーグループ)のラムブランドは、ラム『1500エコディーゼルHFE』を初公開した。
同車は、FCA USの主力フルサイズピックアップトラック、ラム『1500』に、環境性能に優れるディーゼルエンジンを搭載した新グレード。車名の「HFE」とは、highest fuel efficiencyを意味する。
注目のディーゼルエンジンは、3.0リットルV型6気筒ターボ。最大出力240ps、最大トルク58kgmを発生する。燃費向上に効果的なエアロダイナミクス性能も追求された。
ラム1500エコディーゼルHFEの米国EPA(環境保護局)認定燃費は、市街地が約8.9km/リットル、高速が約12.3km/リットル、複合モードが約10.2km/リットル。
ラムブランドは、「米国の大型ピックアップトラックで最高の燃費性能。最も近い競合車に12%の差をつけた」とコメントしている。