米国の自動車最大手、GMの高級車ブランド、ビュイックは2015年1月8日、2014年の世界新車販売台数の結果を公表した。総販売台数は、新記録となる117万0115台。前年比は13.4%増と伸びた。
過去最高の販売を達成した大きな要因が、中国。ビュイックにとって、最大マーケットの中国が、前年比13.5%増の91万9582台と好調。地元の米国が、11.4%増の22万8963台で、これに続いた。カナダは、30.9%増の1万8745台。メキシコは21.8%増の2825台を売り上げる。
車種別では、小型SUVの『アンコール』が、前年比42%増の13万8218台と好調。8名乗りクロスオーバーの『アンクレイブ』は、北米で過去最高の6万6000台以上を販売。中国では、ミニバンの『GL8』が、前年比14.6%の伸び。新型車の『エンビジョン』は、最初の2か月で1万9747台と人気。
セダン系では、中国専用車の『エクセル』が、29万3908台。『エクセルGT』と『ベラーノ』は、前年比22.4%増。『リーガル』は27.2%増。
ビュイックは、「ブランド111年の歴史において、過去最高の販売実績。2年連続で販売記録を更新した」と説明している。