【デトロイトモーターショー15】ポルシェ カイエン に570psの「ターボS」…ニュル最速SUVに

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ポルシェ カイエン ターボS(デトロイトモーターショー15)
ポルシェ カイエン ターボS(デトロイトモーターショー15) 全 8 枚 拡大写真

ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェが2015年1月12日、米国で開幕したデトロイトモーターショー15で初公開した新型『カイエン ターボS』。同車がドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおいて、「最速のSUV」に君臨したことが分かった。

カイエン ターボSは、『カイエン』シリーズの頂点に立つ高性能グレード。歴代カイエンに用意されてきた「ターボS」が、最新のカイエンにも設定された。カイエン ターボSのベース車両は、『カイエンターボ』。4.8リットルV型8気筒ツインターボエンジンを、ターボS専用チューニング。最大出力は570ps、最大トルクは81.6kgmを引き出す。

カイエン ターボSは、8速ティプトロニックSとの組み合わせで、0-100km/h加速4.1秒、最高速284km/hと、SUVとして異例のパフォーマンスを実現。もちろん、パワーアップに対応して、サスペンションやブレーキを強化。ブレーキは、PCCB(ポルシェ・コンポジット・セラミック・ブレーキ)が標準。内外装にも、多くの専用装備が採用されている。

ポルシェは、この新型カイエン ターボSをドイツ・ニュルブルクリンク北コースに持ち込み、タイムアタックを敢行。その結果、7分59秒74のラップタイムを計測した。

このラップタイムは、英国の高級SUVメーカー、ランドローバーの『レンジローバー スポーツSVR』が、2014年7月に計測した8分14秒を、およそ14秒短縮する「SUVのニュル最速記録」。

ポルシェは、「新型カイエン ターボSは、ニュルブルクリンクでSUVの新記録を打ち立てた。これは全てのポルシェが、セグメントを問わず、真のスポーツカーである証」とコメントしている。

《森脇稔》

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