ホンダ青山取締役、円安で日本向け二輪車の生産地見直しも
モーターサイクル
新型車

同日、東京都港区の本社で開いた50ccスクーターの新型『タクト』発表会見で表明した。青山取締役は「昨年来かなり円安が進んだことで、日本の専用モデルの採算が悪い方に向かっているのは事実」とし、「為替動向を慎重に見ながら」検討を進める考えを示した。具体的な生産地の組み換えは、まだ白紙の状態だという。
同日発表した新型タクトは、16年ぶりに名称を復活させたスクーターの主力商品で年間販売計画は4万5000台と、国内では最量販モデルになる。昨年発売した兄弟車の『ダンク』とともにベトナム工場で生産し、日本に供給する。
《池原照雄》