スバル、米国・カナダ・豪州の販売台数で過去最高を達成…2014年

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スバル アウトバック(北米モデル)
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富士重工業は1月16日、スバルの販売主要国である米国、カナダ、豪州の2014年(1-12月)小売販売が過去最高を達成したと発表した。

米国は前年比21.0%増の51万3693台で、2012年の同26.0%増、2013年の同26.2%増に続く大幅な伸長を遂げ、暦年販売として初めて50万台を上回る販売を達成した。スバルは6年連続で過去最高を更新するとともに、米国において唯一、7年連続で前年実績を上回るメーカーとなった。

車種別では、7月に新型を投入した『アウトバック』『レガシィ』がそれぞれ13万8790台(前年比+17.6%)、5万2270台(同+23.6%)、3月に新型を投入した『WRX』シリーズが2万5492台(同+41.9%)と、新型を導入した3車種が牽引したほか、『フォレスター』が15万9953台(同+29.4%)、『スバルXVクロストレック』が7万0956台(同+32.0%)と大きく伸長し、主力車種全体で販売を押し上げた。

カナダは14.3%増の4万2035台で、3年連続で過去最高を更新するとともに、暦年販売として初めて4万台を上回る結果となった。新型アウトバック、レガシィがそれぞれ8688台(同+42.0%)、2924台(同+44.6%)、新型WRXシリーズが2642台(同+42.1%)と、新型を導入した3車種全てで前年比40%を超える伸長となったほか、フォレスターが1万2302台(同+9.5%)、スバルXVクロストレックが6922台(同+13.2%)と、主力車種全体で販売を伸ばした。

豪州は前年比0.8%増の4万0502台で、3年連続で過去最高を更新。主力のスバルXVが1万1539台(同+7.2%)、フォレスターが1万3670台(同+0.2%)と、前年に引き続き好調を維持したほか、インプレッサが6636台(同+32.3%)、新型WRXシリーズが3554台(同+91.6%)と、大きく伸長した。

《纐纈敏也@DAYS》

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