富士重吉永社長、国内販売「力強さにかけている」…15年は2年連続のマイナス計画

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富士重工業 吉永泰之 社長
富士重工業 吉永泰之 社長 全 8 枚 拡大写真

富士重工業の吉永泰之社長は1月16日、都内で報道陣と懇談し、2015年の国内販売について「足元の消費がなかなか戻ってこないことも含めて勢いがまだ少し力強さにかけている。またエコカー減税見直しで4月以降は実質的に増税になるので昨年より若干減る」との見通しを示した。

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富士重が同日発表した2015年の世界販売計画では、主力の北米を中心に海外で引き続き伸ばし前年比2.9%増の94万台と、4年連続の過去最高更新を見込んでいる。その一方で日本国内は同8.0%減の15万6000台と2年連続の前年割れの計画を立てている。

富士重は14年の半ばから後半にかけて『レヴォーグ』、『WRX』、『レガシィ』の新型車を国内市場に相次いで投入したが、営業を担当する日月丈志取締役兼専務執行役員は「それに比べると今年は大きなフルモデルチェンジがなく厳しい」とみる。

さらに日月専務は「レガシィは通年で寄与する形で台数は増えるものの、やはり一番高い車種なのでトータルでみると『インプレッサ』や『フォレスター』といった既存モデルの減少を補いきれない。またレヴォーグも発売当初は月販5000台を超えていたが、足元では2000台くらいに落ち着いてきている。国内の需要全体がそれほど伸びる状態にない中で、それを打ち返して伸ばすというのは非常に難しい」と分析する。

富士重は15年の北米販売計画を58万5000台に設定、20年の目標としていた60万台をほぼ射程圏内にとらえる。その一方で国内は減速傾向が続き、明暗を分ける格好だ。

《小松哲也》

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