のと鉄道観光列車、4月29日から運行開始…土休日中心に5本

鉄道 企業動向
のと鉄道が導入する増備車のイメージ。観光列車『のと里山里海号』として4月29日から運行を開始する。
のと鉄道が導入する増備車のイメージ。観光列車『のと里山里海号』として4月29日から運行を開始する。 全 3 枚 拡大写真

のと鉄道はこのほど、4月29日から運行を開始する観光列車『のと里山里海号』の運行時刻などを発表した。運行日数は年間150日程度で、土曜・休日と夏休み期間を中心に1日5本運行する。

下りの運行時刻は『のと里山里海1号』が七尾9時01分発~和倉温泉9時08分発~穴水10時12分着、『3号』が七尾12時22分発~和倉温泉12時29分発~穴水13時35分着、『5号』が七尾15時33分発~和倉温泉15時45分発~穴水16時46分着。このうち『3号』はJR西日本の特急『能登かがり火』(金沢11時23分発~七尾12時15分着)からの接続を受ける。

上りは『2号』が穴水10時47分発~和倉温泉11時56分着~七尾12時02分着、『4号』が穴水14時14分発~和倉温泉15時11分着~七尾15時17分着。このうち『4号』は七尾15時27分発~金沢16時29分着の『能登かがり火』に接続する。

乗り降りできる駅は5本とも七尾・和倉温泉・穴水の3駅だが、「能登の美しい風景」が望めるポイントで徐行や一時停車を行うほか、能登中島駅のホームで保存されているオユ10形郵便客車(オユ10 2565)の見学なども楽しめるようにする。

車両は『のと里山里海号』用として新たに増備した気動車2両編成を使用。車体は能登の海をイメージした濃紺色(日本海ブルー)を基調とし、えんじ色のアンダーラインが施される。山側ロングシートと海側ペアシートなどを海向き展望シートとして設けるほか、ボックス席と運転席隣の展望シートも設ける。

座席は全て指定席とし、利用料金は1500円。乗車運賃と指定料金を含むパッケージで発売する。専任のアテンダントが沿線案内や車内販売、写真撮影の手伝いなどを行うほか、おしぼりと海洋深層水のペットボトル、菓子をプレゼントする。

《草町義和》

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