アウディジャパン大喜多社長、就任以来の自己評価「120点」

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アウディジャパン大喜多寛社長
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アウディジャパンは8年連続で販売台数を更新したと発表。2010年より同社を率いてきた代表取締役社長の大喜多寛氏は、その間を振り返り、非常に好調だったと述べた。

「人間は自分には甘いので、点数としては120点くらいかな」と就任から現在を振り返ってコメントする大喜多氏。

「コミットメントした数字や行動がきちんと出来たということは、なかなか難しいがうまく行ったと思う。特にいちばん難しかったのは、我々自身で決定し、行うことが出来ない店舗投資などだ」と話す。

これは、「販売会社などは(我々とは)別の投資家がいるからだ。そういった方が、競争が厳しいにも関わらず、マーケットがそれほど伸びないという時代で、これだけ店舗投資をしてもらえているということは、アウディに対するブランドの信用や、ビジネスに対するコミットメントが投資に結びついているからだと思う」とコメント。

「私が社長になってからこの4,5年で多分200億円以上店舗投資をしてもらっている」と述べた。

そして今年については、「地道に店舗をきちんと作って、良いクルマを導入して、お客様の満足度をちゃんとキープするという、当たり前のことをやるしか手がない。そこで今年も、その当たり前のことをきちんとやっていく」と語り、台数の目標は2014年の3万1400台から5から10%程度伸ばすことが出来ればとした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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