能勢電鉄、宝塚線にあわせ3月21日ダイヤ改正

鉄道 企業動向

能勢電鉄は1月20日、鉄道線のダイヤ改正を3月21日に実施すると発表した。阪急宝塚線のダイヤ改正にあわせて実施するもの。特急『日生エクスプレス』の所要時間短縮などを図る。

平日ダイヤでは、梅田までの速達性を高めるため、朝ラッシュ時に川西能勢口駅で行われている特急『日生エクスプレス』の増結作業を中止し、7本全列車が8両編成で運行する。これにより日生中央~梅田間の所要時間は、現在の42~45分より1分ほど短い41~44分になる。また、宝塚線では平日朝ラッシュ時に川西能勢口発梅田行き通勤特急5本が新たに運行を開始することから、妙見口発川西能勢口行き急行(妙見急行)を通勤特急に接続させ、宝塚線への乗継ぎの利便性向上を図る。

このほか、8時30分~9時30分に運行されている妙見急行1本を平野行き普通列車に変更し、妙見口発川西能勢口行き普通列車1本を廃止する。これにより、同時間帯に川西能勢口駅に到着する列車を現在より2本少ない9本にする。深夜時間帯は混雑緩和を図るため、川西能勢口0時12分発の列車を4分繰り上げて0時08分発とする。

土曜ダイヤでは、8~9時に運行されている妙見急行と日生中央発川西能勢口ゆき急行(日生急行)の各1本、普通列車1本をそれぞれ廃止し、同時間帯に川西能勢口駅に到着する列車の運行本数を10本から7本に減らす。深夜時間帯では、休日ダイヤも含めて妙見口発平野行きと日生中央発山下行き最終列車の時刻をそれぞれ10分繰り上げる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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