宇部興産、堺工場内に研究開発拠点を新設…電池材料や自動車部品素材など

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宇部興産・大阪研究開発センター(仮称)
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宇部興産は1月21日、成長戦略事業である機能品の研究開発機能を充実させるため、2016年7月に「大阪研究開発センター(仮称)」を堺工場内に新設すると発表した。

宇部興産は創立120周年(2017年)を目前に控え、将来の事業拡大のため機能品分野の研究開発拠点新設を計画。大阪地区では、堺工場内で25年間続いた開発部を1992年に、枚方市で34年間続いた研究所を1995年に、それぞれ閉鎖。今回の新施設は、大阪地区では約20年ぶりの研究開発拠点となる。

新施設は電池材料や電子材料、自動車部品等に関する素材や加工・生産方法について、要素技術研究~開発~生産技術までを一貫して、効率的かつスピーディに研究開発。世の中の動きに即応した体制で、将来の新製品を創出する中心拠点としていく。

まずは電池材料分野を中心に50人規模でスタートするが、将来的には機能品関連の研究開発部門を集約するとともに研究開発棟や試作棟を増設。また研究者を獲得しやすい大阪地区であることも活かして、250人規模に拡大する計画だ。

《纐纈敏也@DAYS》

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