ランボルギーニ ウラカン に GT3 レーサー…2015年のブランパン耐久シリーズ投入へ

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ランボルギーニ ウラカン GT3
ランボルギーニ ウラカン GT3 全 3 枚 拡大写真

イタリアのスーパーカーメーカー、ランボルギーニは2015年1月21日、イタリア本社において、『ウラカン GT3』を初公開した。

同車は『ガヤルド』後継の新型スーパーカー、『ウラカン LP 610-4』をベースに開発されたレーシングカー。すでにランボルギーニは、ウラカンのレーシングカー、『ウラカン LP 620-2 スーパートロフェオ』を発表。同車は、アジアや北米で開催中のワンメークレース、「ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ」シリーズに、2015年から投入されるマシン。

これに対して、今回発表されたウラカン GT3は、FIA(国際自動車連盟)が定める国際GT3規格に適合したレーシングカー。現行の『ガヤルドGT3 FL2』の後継車に位置付けられる。フェラーリ『458イタリアGT3』、マクラーレン『MP4-12C』、日産『GT-RニスモGT3』などが参戦し、欧州で行われる「ブランパン耐久シリーズ」の2015年シーズンに投入される。

ウラカン GT3では、カーボンファイバー製シャシーに、FIA基準のロールケージ、空力性能を引き上げるエアロパーツを装備。駆動方式は、レギュレーションにより、4WDから2WD(後輪駆動)に変更。車両重量は、市販車に対しておよそ180kg軽い1239kgに軽量化され、前後重量配分は42対58とした。

ミッドシップには、市販車と同じ直噴5.2リットルV型10気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載。スペックは未公表だが、市販車の場合、最大出力610ps/8250rpm、最大トルク57.1kgm/6500rpmを引きだす。ウラカンGT3では、ボッシュ製のエンジンマネージメントやレース用トラクションコントロール、6速シーケンシャルトランスミッションなどが採用されている。

《森脇稔》

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