メルセデス・ベンツ日本、ディーゼルハイブリッドなど8モデルを15年に投入…4月には値上げも

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メルセデスベンツ GL350 Blue TEC 4MATIC
メルセデスベンツ GL350 Blue TEC 4MATIC 全 8 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は1月22日、都内で会見し、2015年にディーゼルハイブリッド車を含む8車種の新型車を投入する一方で、4月1日付けで平均2%の値上げを実施することを明らかにした。

上野社長は会見で「今年は約8車種の新型の投入を予定している。第1弾として『GL350 Blue TEC 4MATIC』を発売する。大型SUVモデルにふさわしい力強い動力性能と優れた燃費、経済性をもたらす3リットルV6のクリーンディーゼルを搭載し、また排出ガスに尿素水溶液“アドブルー”を噴射して窒素酸化物を大幅に削減するBlue TECを採用することで、世界で最も厳しいとされる日本の排ガス規制に適合する優れた環境性能を実現することができた」と述べた。

さらに「2月には『メルセデス マイバッハSクラス』を発表する。メルセデス マイバッハは、2002年から13年まで販売していた『マイバッハ』とは若干方向性を変えて、メルセデスブランドの傘下でエクスクルーシブ性を追求した新しいブランドとして生まれ変わる。そして本年はクリーンディーゼル、プラグインハイブリッド、ディーゼルハイブリッドなどの積極投入を予定している」と説明。

具体的な投入時期については「春ごろにはメルセデス・ベンツ日本として初めての4気筒クリーンディーゼルを『Eクラス』と『CLSクラス』に搭載し、年後半には4気筒クリーンディーゼルおよびプラグインハイブリッドを『Cクラス』、そして日本初のディーゼルハイブリッドを年内に発表する予定」とした。

その上で「これらの多様なパワートレインを日本市場に投入する理由は、メーカーとして技術的な先進性を示すとともに、燃費および環境適合に配慮した車をお求めのお客様にお応えすることで、本年はパワートレイン強化において歴史的な年になると確信している」と強調した。

合わせて「4月1日から希望小売価格を平均約2%値上げの実施を予定している」ことも公表。その理由として「昨今、原材料費また輸送コストの高騰などにより、苦しい状況が長く続いていて、このような状況に対し企業努力ではまかなえなくなったため値上げに踏み切ることを決定した」と述べた。

《小松哲也》

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