新日鉄住金、水素ステーション向けステンレス鋼を開発…強度は既存の約2倍

自動車 ビジネス 企業動向
左がSUS316L、右2本がHRX19の製品写真
左がSUS316L、右2本がHRX19の製品写真 全 2 枚 拡大写真

新日鉄住金と日鉄住金ステンレス鋼管(NSSP)は、従来のものより約2倍の強度を持つ水素ステーション向け高圧水素用ステンレス鋼「HRX19」を開発したと発表した。

HRX19は、新日鉄住金が開発した高強度オーステナイトステンレス鋼で、素材から最終製品まで一貫した品質保証体制のもとで製造する。また、既存材SUS316Lに比べて約2倍の強度を持ち、薄肉化できるほか溶接施工法を適用でき、耐水素脆性も実現していることから水素ステーション建設のコスト削減、保全性・安全性向上に貢献するとしている。

HRX19は、岩谷産業や東京ガスなどの商用水素ステーションを始め、既に複数の水素ステーションに採用されている。

また、2月25日~27日に東京ビッグサイトで開催される「FC EXPO 2015第11回国際水素・燃料電池展」にHRX19を出展する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る