ルノー ルーテシア ガナッシュ 発表…「チョコレートのイベントに“出店”する想いで」

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ルノー ルーテシアガナッシュ
ルノー ルーテシアガナッシュ 全 8 枚 拡大写真

ルノー・ジャポンは新宿伊勢丹が主催する、日本最大規模のチョコレートの祭典、“サロン・デュ・ショコラ”にて、『ルーテシアガナッシュ』を初公開した。このクルマは甘くほろ苦いチョコレートのガナッシュをイメージした限定車だ。

13回目を迎えるサロン・デュ・ショコラは、会場をこれまでの新宿伊勢丹から新宿NSビルに移し、パリで開催されているサロン・デュ・ショコラの臨場感を再現したものである。

その会場にて公開されたルーテシアの限定車の名前は「ガナッシュ」という。ガナッシュとは、カカオ生地に生クリームやフレーバーを加えた上質なチョコレートを指す。「過去、ピエール・エルメとコラボした限定車『カングーショコラ』を発売したこともあり、今回もチョコレートを介して何か出来ないかを考えた」とは、同社マーケティング部チーフプロダクトマネージャーのフレデリック・ブレンさんの弁。

この会場を発表の場に選んだ理由について、同社広報グループの佐藤渉さんは、「ルノー・ジャポンではこれまでもバレンタインデーに向けて、様々なチョコレートに関するイベントを行ってきており、今年は限定車を企画していた。その際、サロン・デュ・ショコラというフランス発祥のチョコレートイベントを知り、ここで何か出来ないかと考えた」と話す。

佐藤さんは、「単に車両を展示するということではなく、ルーテシアガナッシュをサロン・デュ・ショコラにて“出店”するという想いだ。これは我々のチョコレートなのだ。もちろん食べられないが(笑)」と意気込みを語る。

「ここに来ている方は、もちろんクルマではなくチョコレートをメインに来場しており、そういった方たちにチョコレート絡みでルノーをアピールできること。そして、我々の取り組みを、メディアを通して認知してもらうことで、ルノーのブランドイメージの向上を狙っている」と期待を語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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