【新聞ウォッチ】欧州輸入車、冷え込む国内市場に強気で勝負…VWに次いでベンツも値上げ

モータースポーツ/エンタメ 出版物
メルセデス・ベンツ日本 上野金太郎社長(1月22日)
メルセデス・ベンツ日本 上野金太郎社長(1月22日) 全 3 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

【画像全3枚】

2015年1月23日付

●欧州中銀が量的緩和、毎月8兆円国債購入(読売・1面)

●ミライ増産年2000台、燃料電池車、注文殺到、想定の3倍(読売・10面)

●ガイシャ販売絶好調、ベンツ・VW、ドイツ勢が値上げ(朝日・8面)

●ウィンドウズ10、無償提供、スマホ出遅れ挽回へ(毎日・7面)

●日本人人質交渉頓挫か「イスラム国」と越境支援のシリア反体制派(産経・1面)

●車8社ベア6000円で共闘、富士重、ダイハツ労組も方針(産経・11面)

●ヤマト、メール便廃止3月末(東京・7面)

●現代自、15%減益、前期,ウォン高で採算悪化(日経・9面)

ひとくちコメント

輸入車の中でドイツ勢などの欧州車を中心に値上げの動きが相次いでいる。すでに1月から独フォルクスワーゲン(VW)の日本法人が『ゴルフ』などを平均で2%程度、アウディも平均で3%程度それぞれ値上げしたのに続き、メルセデス・ベンツ日本も4月から平均で約2%の値上げを実施すると発表した。

きょうの各紙にも、朝日は「ガイシャ販売絶好調」との大見出しで「ベンツ・VW、ドイツ勢が値上げ」と報じ、読売も「欧州車値上げ相次ぐ、ユーロ安で原材料費上昇」と伝えている。「値上げの理由はユーロ安で原材料の価格上昇に加え、ユーロに換算した際の為替差損が生じていること」が大きいからだという。

VW、メルセデス以外にも、すでにマセラティが『ギブリ』を約4%、プジョー・シトロエン・ジャポンも2月2日に約2%引き上げるという。

輸入車が強気のもう一つの理由は消費増税で冷え込んでいる国内自動車市場の中で、2014年の輸入車販売が高水準で推移。昨12月としては過去最高を記録するなど、原油安に伴うガソリン価格が下落していることも追い風のようだ。

国内の新車販売は、富裕層には高価格の輸入車、低所得者には燃費等の維持費が安い軽自動車がよく売れるという“二極化”がより鮮明になってきた。テレビのCMも新聞広告も輸入車と軽自動車の露出度が高いのはそのためなのだろう。

《福田俊之》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『シエンタ』の前席が回転、「スイベルシート」販売再開…ドア閉めたまま回転可能に改良
  2. トヨタ『アルファード』が2027年に大幅改良、新型エルグランドとのガチンコ対決の行方は
  3. BMW『3シリーズ』新型発表、EVと共通の「ノイエ・クラッセ」デザインに
  4. ヤマハ『XSR900』を「USインターカラー」に変身! ワイズギア、外装セットを限定発売 価格は29万9200円
  5. 日産『スカイライン』新型が12月公開へ! 開発期間を半減、“日産復活の象徴”はどうなる?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  2. セレンスAIの緊急車両検知技術、東大発「AS Mobi」の自動運転バスに導入…2027年商用化めざす
  3. 中国ヒューマノイドに自動車アフターマーケットの課題解決のヒントがあった…2026世界ロボット大会
  4. インド国産化の進め方、事業の核の築き方【インド・新自動車大国の素顔】
  5. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
ランキングをもっと見る