つくばエクスプレス(TX)を運営する首都圏新都市鉄道は1月23日、ダイヤ改正を3月14日に実施すると発表した。初発列車の時刻を繰り上げるほか、増発や運転区間の延長、運転パターンの見直しを行う。
初発の時刻繰上げは、平日、土曜・休日ダイヤともに実施。現在は秋葉原5時30分発の下り初発を22分繰り上げて5時08分発に変更する。八潮5時20分発の上り初発も17分繰り上げて5時03分発とする。
増発する列車はいずれも普通列車で、本数は平日ダイヤが5本、土曜・休日ダイヤが1本。平日ダイヤで増発するのは、早朝5時台の八潮・守谷発秋葉原行き上り2本と、6時台の秋葉原発つくば行き下り1本、夜間の守谷発秋葉原発上り1本と秋葉原発守谷行き下り1本で、これ以外に普通列車3本の運転区間を延長する。
また、8時台に八潮駅に到着する上り普通列車2本と、17~23時台に秋葉原駅を発車する下り守谷行きの普通列車について、現在はそれぞれ八潮・流山おおたかの森各駅で行っている通勤快速・区間快速との追抜き・待合せを解消。所要時間の短縮と混雑緩和を図る。
土曜・休日ダイヤでは、早朝5時台に八潮発秋葉原行き上り1本を増発するほか、普通列車5本の運転区間を延長。7時台に秋葉原駅を発車する下り快速つくば行きの2本を、流山おおたかの森駅で普通列車と接続するよう列車の運転順序と時刻を変更する。また、秋葉原発22時台以降の下り普通列車のうち、流山おおたかの森駅で区間快速つくば行きと待ち合わせを行う4本は、守谷駅まで先着するダイヤに改める。
このほか、平日、土曜・休日ダイヤともに運転時刻の変更や種別の変更などを行い、運転間隔の平準化や混雑緩和を図る。