ランボルギーニの新型スーパーカー、『ウラカン LP610-4』。同車が300km/h超で走行中、起こした事故の映像がネット上で公開され、再生回数が700万回を超えている。
ウラカン LP610-4は、『ガヤルド』の後継スーパーカー。ミッドシップに搭載されるのは、新開発の直噴5.2リットルV型10気筒ガソリン自然吸気エンジン。最大出力610ps/8250rpm、最大トルク57.1kgm/6500rpmを引き出す。ガヤルドの5.2リットルV10に対して、50ps、2kgmパワフル。
トランスミッションは、7速デュアルクラッチの「LDF」。駆動方式はフルタイム4WD。カーボンファイバーなどの軽量素材の採用により、車両重量は1422kg(乾燥重量)に抑えられた。その結果、0-100km加速3.2秒、最高速325km/h以上という、世界屈指のパフォーマンスを実現する。日本国内価格は2970万円から。
このウラカン LP610-4の事故は2014年9月、ハンガリーの高速道路で発生。315km/hで走行中、ドライバーが車両のコントロールを誤り、路肩からガードレールを突き破って、道路外へ転落。車両は大破、炎上し、全焼するという恐ろしい事故となった。
幸いにも、2名の乗員は、車両から逃げ出して無事。ウラカンの助手席に座っていた乗員が撮影した事故に至るまでの映像を、ハンガリー警察が、危険運転の証拠(映像では、最高速が瞬間的に335km/hに到達)として入手。この映像を1月19日、ハンガリー警察は公式サイトを通じて配信した。再生回数は、早くも700万回を超えている。