2014年を騒がせた不正プログラム…ネットバンクID搾取が最多

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ウイルス届出件数の年別推移(2005年~2014年)
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 IPA(情報処理推進機構)は26日、2014年のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出および相談の状況をとりまとめた結果を発表した。

 それによると、2014年のコンピュータウイルスの届出件数は、2013年の6,596件から1,582件減少して、5,014件だった。年間のウイルス検出数も、2013年の195,550個から112,522個減少し、83,028個となった。ウイルス別検出数では、自身の複製をメールの添付ファイルとして拡散するW32/Mydoom、W32/Netskyが多く検出された。

 一方で2014年の不正プログラム検出数は、2013年の233,341個から、147,284個増加し、380,625個となった。年間検出数の第1位は、インターネットバンキングのIDとパスワードを窃取する「Bancos」で、65,942個が検出された。個数は2013年の30,867個から倍増したが、2014年5月以降は急速に減少している。

 不正アクセスの2014年の届出件数は合計120件で、前年比約28%減。被害があった件数は102件(前年比約35%減)と全体の約85%だった。そのうち、原因の内訳はID・パスワード管理の不備が17件、古いバージョン使用・パッチ未導入が11件、設定不備が10件などとなっている。

2014年の不正プログラム、届出最多は“オンライン銀行の情報窃取”

《冨岡晶@RBB TODAY》

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