夏タイヤで走行のトラック、雪でスリップし対向車と衝突

自動車 社会 社会

22日午前7時30分ごろ、山梨県富士河口湖町内の国道139号を走行していたトラックが対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた中型トラックと正面衝突する事故が起きた。この事故で双方の4人が重軽傷を負っている。

山梨県警・富士吉田署によると、現場は富士河口湖町本栖付近で片側1車線の緩やかなカーブ。静岡県富士市内に在住する68歳の男性が運転するトラックはカーブを進行中、積雪路面でスリップして対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきた中型トラックと正面衝突した。

衝突によって逸脱側のトラックは中破。運転者と同乗者2人が骨折や打撲の重軽傷を負った。中型トラックを運転していた群馬県高崎市内に在住する52歳の男性も打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

事故当時、現場の路面は凍結していたが、逸脱側のトラックは夏タイヤのままで、チェーンなども着装されていなかった。警察では滑り止め措置の怠りが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. 日産『ムラーノ』、「プロパイロット」搭載でハンズフリー運転が可能に…米2026年モデル
  4. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、2025年度グッドデザイン賞に…『デリカミニ』と『デリカ』も部門賞
  5. 日産ブースはマンガ文化に着想、主役は『エルグランド』新型…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る