シトロエン 世界販売、3.7%増の118万台と回復…中国が好調 2014年

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シトロエン C4L
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フランスの自動車大手、シトロエンは2015年1月14日、2014年の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数(ノックダウン生産分を含む)は118万5234台。前年比は3.7%増と回復した。

市場別では、信用不安を抜け出した欧州が復調。2014年は、前年比10.4%増の70万9710台を売り上げた。新型を投入したMPVの『C4ピカソ』が12万台と支持を集める。入門車の新型『C1』も4万1000台を販売。

欧州以外では、中国が好調。2014年は、前年比14.3%増の32万0813台を販売し、単一国としては、地元のフランスを上回り、シトロエンの世界最大市場に君臨。2013年9月に投入した『Cエリーゼ』が、10万台以上を販売。『C4L』も、6万6000台と好調。

国別の販売台数では、中国が32万0813台で首位。以下、フランスが25万9220台、英国が9万0943台、スペインが7万1425台、イタリアが5万7309台、ドイツが5万5476台、ブラジルが4万9249台で続く。

シトロエンブランドのリンダ・ジャクソンCEOは、「2014年のシトロエンにとって、大変活力のある1年。WTCC(世界ツーリングカー選手権)でダブルタイトルを獲得し、世界新車販売台数も4%伸びた」と述べている。

《森脇稔》

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