「京都議定書」から10周年…廃棄物を活用した屋上緑化材に注目

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超保水・透水性インターロッキングブロック「グリーンビズG」
超保水・透水性インターロッキングブロック「グリーンビズG」 全 10 枚 拡大写真

 地球温暖化を、温室効果ガスの排出削減により防ぐことを目的とした「京都議定書」。2005年2月16日に効力が発生し国際法として効力を得るようになったが、今年2015年の2月で、発効10周年を迎える。

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 じつは京都では、京都議定書にちなみ、毎月16日を「DO YOU KYOTO?デー」として制定しており、環境に良いことをする“エコの日”なのだという。京都市内の飲食店の協力のもと、店内のライトダウンを行う「京灯ディナー」のほか、屋外照明などの消灯を呼び掛ける「ライトダウン」や通勤時に公共交通の利用を促す「ノーマイカーデー」など、地球温暖化防止に貢献すべく、様々なエコ活動を展開している。

 こういった環境問題に対する取り組みは、京都のみならず、いままでもこれからも広がり続けることが予想される。石川県に本社を構える小松精練は、ファッション、スポーツ、インテリア、生活資材、医療・福祉、エレクトロニクス、車両内装材、環境関連事業など、多彩な事業領域をカバーするファブリック&環境共生素材メーカーとして、さまざまな素材を手掛けているが、エコ建材「greenbiz(グリーンビズ)」は、環境に配慮した建材だ。

 「greenbiz」は、染色産業の廃棄物(余剰バイオマスケイク)を有効利用し開発された、超微多孔性の発泡セラミックス基盤。2009年より販売を開始しており、2014年10月時点で、屋上・屋上緑化材として36,000平方メートル、駐車場等の路面材として72,000平方メートルの導入実績となっている。

 雨水を保水し、打ち水効果で路面表面を冷却する効果が認可されており、greenbizが舗装されていない通常のアスファルト舗装と比較すると、5~20度の冷却効果の差があるとのこと。このため都市部のヒートアイランド現象の対策として注目を集めている。一方その表面吸水能力により、雨水流出抑制や透水貯留ができるため“ゲリラ豪雨”の被害を防ぐ対策としても有効だという。なお2013年(グリーンビズ)、2014年(グリーンビズG)と2年連続でグッドデザイン賞も受賞している。

 小松精練では、greenbizと、耐震補強材に世界初の熱可塑性炭素繊維複合材料「カボコーマ・ストランドロッド」を用いて、自社のアーカイブ棟(旧本社棟)の建設を開始。2015年6月に完成を予定している。また、2015年5月~10月にイタリア・ミラノで開催される「ミラノ国際博覧会(ミラノ万博)」の日本館の外溝や屋上にgreenbizの採用が決定しているとのこと。今後は東京オリンピック・パラリンピック2020への提案を行っていくという。

「京都議定書」が発効から10周年……最新エコ建材の例

《冨岡晶@RBB TODAY》

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