イオン、ベトナムのスーパー2社と資本業務提携…商品を共同開発

エマージング・マーケット 東南アジア

【ベトナム】イオンは27日、ベトナムでスーパーマーケットを展開するファースト・ベトナムとドンフンの2社と資本業務提携すると発表した。

 ファースト・ベトナムはハノイ市でスーパー「FIVIMART」を20店展開。従業員約1800人。2013年の売上高54億円。地域密着経営を掲げ、需要に即した生鮮食品、加工品などの品ぞろえと、炒め物や煮物といった献立に合わせたセット商品の提案などの商品企画力が強みだ。

 ドンフンはホーチミン市を中心にスーパー「CITIMART」27店を経営。従業員約950人。2013年の売上高57億円。生鮮食品の鮮度の良さ、量り売りやカットフルーツの充実など、きめの細かい品ぞろえが特徴。

 イオンは資本業務提携にともない、商品の共同開発・調達、イオンの総合金融事業との連携などに取り組む。

 イオンはベトナムで、2008年に日系企業初の割賦販売事業を、2011年にコンビニエンスストア事業を開始。2014年にはホーチミン市と南部ビンズオン省にショッピングモールを出店した。

 同社によると、ベトナムは9000万人超の人口と高い経済成長率を背景に中間所得層が拡大し、小売市場が急成長中。

イオン、ベトナムのスーパー2社と資本業務提携

《newsclip》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ダイハツがブランド総合で首位、『ロッキー』が小型SUV部門を制す…JDパワーの新車初期品質調査
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  5. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  6. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  7. 日産の新型SUV『テクトン』、写真公開…2026年発売へ
  8. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  9. 三菱がコンパクト市場に復帰!? 『コルト』次期型はエクリプスクロス風デザインのBEVに
  10. 【日産 リーフ 新型】「公道で無敵」の加速力!? アリアにも負けない上質な走りを実現した「純国産の力」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る