マレーシア人の老後資金、88%が準備不足 HSBC

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

HSBCマレーシアは27日、退職後のお金に関する調査結果を発表。

マレーシア人の88%が退職後に十分な貯蓄があるかどうか懸念していると回答、アジアで最も高い回答率となったことがわかった。

調査は昨年の9-10月にかけて15カ国の1万6,000人を対象に行われた。88%が退職後のために準備ができていないと答えた。また30%のマレーシア人が借金の返済があるため老後のために蓄えられないと回答した。一方で退職後のために貯蓄していないとの回答は27%に上り、貯蓄を始める予定はないは20%となった。

貯蓄を妨げている理由としては、住宅の購入もしくは住宅ローンの返済が41%で最も多かった。また32%が世界経済の停滞、30%が教育費の支払いと回答した。
HSBCは、マレーシアの一般的な家庭では1カ月に5,000リンギが必要とされているが、3,000リンギ以下で生活している退職者もいると指摘。20%の回答者が退職後のために全く貯蓄をしていないとした上で、準備をすべきとの見解を示した。
(ザ・サン、ザ・スター、1月28日、マレー・メイル・オンライン、1月27日)

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  4. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  5. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  6. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  7. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  8. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  9. ヤマハ『R7』が全面進化! 電子制御、シャシー刷新で示す「ミドルスーパースポーツの新たな可能性」
  10. トヨタ株価が急反落、今期業績上方修正も失望売り
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る