大山ケーブルカー、設備更新で5~9月運休…現行車両は引退へ

鉄道 企業動向
大山ケーブルカーは設備更新に伴い5月18日から9月30日まで運休する予定。現在の車両は5月17日限りで引退する。
大山ケーブルカーは設備更新に伴い5月18日から9月30日まで運休する予定。現在の車両は5月17日限りで引退する。 全 1 枚 拡大写真

大山鋼索線(大山ケーブルカー)を運営する小田急グループの大山観光電鉄は1月29日、大規模な設備更新工事に伴い5月18日から9月30日まで運休すると発表した。運行再開は10月1日の予定。

大山ケーブルカーは丹沢山地の大山を登る、神奈川県伊勢原市内のケーブルカー。小田急小田原線の伊勢原駅からバスで約30分の大山ケーブル駅と、山上側の阿夫利神社駅を結んでいる。営業距離は0.8km。1931年に大山鋼索鉄道が運営する路線として開業したが、戦時中の1944年に廃止され、戦後の1965年7月11日に現在の大山観光電鉄が運営する路線として再開業した。

今年は再開業から50周年にあたり、これにあわせて大規模な設備更新工事が行われることになった。工事内容は車体の新造、全線のレールと枕木の交換、電気設備の改修などで、現行車両の「たんざわ号」「おおやま号」は5月17日限りで引退する。大山観光電鉄は「たんざわ号」「おおやま号」の引退イベントを計画しており、詳細は後日案内するとしている。

運行再開時に導入される新造車両は、小田急の特急ロマンスカー50000形「VSE」などをデザインした岡部憲明アーキテクチャーネットワークが車体デザイン設計を担当。「眺望をよりお楽しみいただけるケーブルカー」を目指すという。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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