JR東日本、信越線三セク転換区間で189系臨時快速運転

鉄道 企業動向
臨時快速『ありがとう信越線』では189系電車が使われる。写真は長野~直江津間で運行されていた快速『信越リレー妙高』時代の189系(1999年)。
臨時快速『ありがとう信越線』では189系電車が使われる。写真は長野~直江津間で運行されていた快速『信越リレー妙高』時代の189系(1999年)。 全 2 枚 拡大写真

JR東日本長野支社はこのほど、北陸新幹線の金沢延伸開業(3月14日)にあわせて第三セクター化される信越本線長野(長野市)~直江津(新潟県上越市)間で、臨時快速『ありがとう信越線』を運行すると発表した。

運行日は3月1・7・8日で、各日とも189系特急形電車6両編成で運行。1・8日は「あさま色」、7日は「国鉄色」の車両を使用する。運行時刻は下りが長野9時36分発~直江津11時23分着、上りが直江津12時58分発~長野15時16分着で、全車指定席。

車内ではレプリカの「昔の鉄道案内図」を掲出。「鉄道唱歌」の車内メロディーを流すほか、黒姫駅の停車時間中にはヘッドマークや行先表示幕を、長野新幹線の開業まで運行されていた在来線特急『あさま』のものに変更する。

また、3月1日の10時から15時まで、黒姫駅と豊野駅の改札外コンコースで記念グッズ「ありがとう信越線アクリルスタンド」を発売する。発売額は2000円で150個限定。在庫の状況によっては3月8日まで発売を延長する場合もある。

信越本線長野~直江津間は1886年から1888年にかけて開業。北陸新幹線長野~金沢間の延伸開業にあわせて第三セクター化される。長野県側の長野~妙高高原(新潟県妙高市)間はしなの鉄道が引き継ぎ、路線名は北しなの線に変更。新潟県側の妙高高原~直江津間もえちごトキめき鉄道に移管され、路線名は妙高はねうまラインになる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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