米国新車販売、13.7%増…日産がホンダを抜く 1月

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民間調査会社のオートデータ社は2月3日、1月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は115万1123台。前年同月比は13.7%増と、11か月連続で前年実績を上回った。

米国ビッグ3では、首位のGMが20万2786台を販売。前年同月比は18.3%増と、5か月連続で前年実績を上回った。シボレーブランドの主力中型セダン、『マリブ』が、0.6%増の1万1878台と、2か月連続で増加。主力の大型ピックアップトラックの『シルバラード』は、前年同月比24.8%増の3万6106台と、10か月連続で前年実績を上回る。

トヨタを上回り、5か月連続で2位のフォードモーターは、17万7441台を販売。前年同月比は15.6%増と、2か月連続の前年実績超え。主力中型セダンの『フュージョン』が、4.9%減の1万9694台と、3か月連続で減少。主力SUVの『エスケープ』は、3.1%増の2万0054台と、4か月連続のプラス。ベストセラー大型ピックアップトラックの『Fシリーズ』は、16.8%増の5万4370台と、6か月ぶりに前年実績を上回った。

FCA US(旧クライスラーグループ)は、引き続き4位。その販売台数は14万5007台で、前年同月比は14%増と58か月連続のプラスを維持した。大型ピックアップトラックの『ラム』が、14%増の2万8618台と引き続き好調。クライスラーブランドでは、新型セダンの『200』が、30%増の1万4157台と牽引。

日本メーカーのビッグ3では、3位のトヨタが、16万9194台を販売。前年同月比は15.6%増と、11か月連続で前年実績を上回った。ベストセラー乗用車の『カムリ』は、14.7%増の2万6763台と、2か月連続で増加。新型『カローラ』は20.2%増の2万7357台と、4か月連続のプラス。『RAV4』は1万9824台を販売し、前年同月比は17.4%増と、好調が持続する。

日産は、ホンダを抜いて5位に浮上。1月は、10万4107台を販売。前年同月比は15.1%増と、2か月連続の前年実績超え。主力の『アルティマ』(日本名:新型『ティアナ』)が2万6408台を販売。前年同月比は17.3%増と、2か月連続で前年実績を上回る。『セントラ』は、57.7%増の1万4395台と、大幅増を維持。2013年12月にモデルチェンジした主力SUV、新型『ローグ』は1万5649台を売り上げ、前年同月比は13.1%増と6か月連続で前年実績を上回った。

ホンダは、日産に抜かれて6位に後退。1月は10万2184台を売り上げ、前年同月比は11.5%増と、6か月連続で前年実績を上回る。主力車の中では、『アコード』が2万1011台で、前年同月比は2%増と3か月ぶりのプラス。『CR‐V』は2万3211台を売り上げ、前年同月比は27.3%増と、4か月連続で増加。『フィット』は5802台を販売。前年同月比は85.8%増と、引き続き大きく増えている。

《森脇稔》

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