黒木瞳、新ドラマで美しすぎる政治家役…娘役も美しい佐々木希

エンターテインメント 映画・ドラマ・映像作品
古谷一行&黒木瞳&石丸幹二「連続ドラマW スケープゴート」
古谷一行&黒木瞳&石丸幹二「連続ドラマW スケープゴート」 全 2 枚 拡大写真

日本の女性経済小説家として活躍する幸田真音の原作を基に、政界内部を描いたドラマ「スケープゴート」がWOWOW日曜オリジナルドラマとして放送されることが決定。このほど、本作の主人公となる女性政治家に女優・黒木瞳が挑むことが分かった。

大学教授・三崎皓子の元に、テレビ局役員・矢木沢峻から、突如、連絡が入る。矢木沢は次の総選挙で政権奪還を狙う明正党総裁・山城泰三から皓子と引き合わせるよう頼まれたというのだ。山城は皓子を民間人閣僚に迎え入れようとしていた。皓子と会った山城は、党の勉強会の座長を要請。学生時代に生まれた父親との確執から政治家を敬遠していた皓子は逡巡し返事ができないでいた。

しかし数日後、皓子の座長就任を告げる記事が新聞に載ってしまう。それは皓子を引き込むための山城の策略であった。あとに引けなくなった皓子は、家族に気兼ねしながらも夫・伸明の後押しで政界に足を踏み入れることを決意。だが、大臣就任直後、皓子に未曾有の危機が訪れてしまう。はたして、皓子は政界で生き残れるのか。そして、山城の思惑とは…。

権力と嫉妬が渦巻く永田町で、活躍すればするほど男性長老議員から強まる風当たり。彼女は硬直化した政界に放たれた“生贄=スケープゴート”か? それとも沈没に向かう国家を救う“ジャンヌ・ダルク”か? 本作は女性政治家が総理大臣のポストに向けて突き進むサクセスストーリーだ。

主人公・三崎皓子には、現在放送中の「○○妻」(日本テレビ)で個性的なキャラクターを演じる黒木瞳。本作では、自らの仕事のため家族に負担がかかっていることを心苦しく思いながらも仕事を捨てられないという、働く女性が抱えるジレンマに向き合う主人公を好演する。そんな皓子のかつての恋人で、大物政治家の背後で暗躍するテレビ局役員に、舞台を始め、「半沢直樹」(TBS)やNHK大河ドラマ「花燃ゆ」にも出演する石丸幹二。宝塚歌劇団と劇団四季の元トップスターの共演が実現した。

そして、皓子を政界に引き込む大物政治家を古谷一行が熱演。そのほか皓子の娘を佐々木希、報道部記者を山口紗弥加が演じるほか、小市慢太郎、相島一之、光石研、神保悟志、小林隆、西岡徳馬ら実力派キャストが顔を揃える。

主演の黒木さんは「皓子があれよあれよという間に、政治家への階段を上がっていくように、私も、このハードル高き役柄をチャレンジしなければと心しました」と語り、「女性の目線で、政治ワールドをどう捉え、どう立ち向かうか、政治家の役が初体験なだけにとても楽しみです」と自身初の役柄を楽しんでいる様子。

黒木さんの“元恋人”を演じる石丸さんは、「能力のある女性が一国のトップになってゆくサスセス・ストーリーに爽快感を覚えました。と同時に、ドラマの奥深さが感じられる脚本になっていて、こういうところからWOWOWの上質感あふれる作品が生み出されてゆくのだなと思いました」「主人公は、かつて自分が恋人であったことを誇りに思える女性。そんな彼女に見合うような男性像を創ろうと思います」と意気込みを語った。

原作者・幸田氏も「政界に限らず、みずからの夢の実現や社会のために、迷い、悩みながらも頑張っている日本全国の多くの女性たちと、それを見守る男性たちに、心からエールを送るような、そんなドラマになるのは間違いないでしょう」と断言するように、本作はひとりの女性政治家の姿を通し、国民が求める真のリーダー像を観る者に問い掛けていく。

「連続ドラマW スケープゴート」は4月12日より毎週日曜22時~WOWOWにて放送。(全4話/第1話無料放送)

黒木瞳、自身初の政治家役に挑む! 娘役に佐々木希が抜擢

《text:cinemacafe.net》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る