【シカゴモーターショー15】フォードの警察用SUVが改良「ポリス・インターセプター」

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改良新型フォード ポリス・インターセプターの予告イメージ
改良新型フォード ポリス・インターセプターの予告イメージ 全 5 枚 拡大写真

米国の自動車大手、フォードモーターは2月2日、米国で2月12日に開幕するシカゴモーターショー15において、改良新型『ポリス・インターセプター』を初公開すると発表した。

同車は2010年9月、米国で発表。新型『エクスプローラー』をベースに、警察がパトロールなどの業務を行うのに必要な専用装備を追加したモデル。フォードはすでに、4ドアセダンのポリスカーとして、『トーラス』がベースの『ポリス・インターセプター』を発表しており、2種類の警察専用車をラインナップ。

新型エクスプローラーでは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボの「エコブースト」が、ダウンサイジングユニットとして注目された。しかし、インターセプターでは、追跡性能などを重視して、3.5リットルV型6気筒ガソリン(最大出力280ps)を選択。このエンジンはE85燃料に対応しており、フォードによると、旧4.6リットルV8比で、20%以上の燃費向上を実現しているという。

また、ブレーキやサスペンション、冷却系を強化。2列目シートは、簡単に清掃できるようにビニール製に変更した。さらに、警察犬捜査チームの「K-9」や特殊部隊の「SWAT」の任務にも対応した装備が採用される。

安全面も万全の構え。リアビューカメラ、BLIS(ブラインド・スポット・インフォメーション・システム)、クロス・トラフィック・アラートなどを標準装備。フォードの車載テレマティクス、「SYNC」も導入された。

シカゴモーターショー15で初公開されるのは、ポリス・インターセプター初の大幅改良車。これは、ベース車両のエクスプローラーが、改良新型に進化したことに伴うもの。なお、現時点では、その詳細は明らかにされておらず、予告イメージが1点だけ、配信されている。

《森脇稔》

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