マレーシア、農相が華人ビジネスボイコット呼び掛け…華人団体から批判殺到

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

イスマイル・サブリ・ヤアコブ農業農業関連産業相が、Facebook上に華人ビジネスに対するボイコットを呼び掛ける発言を書き込んでいたことが発覚、華人団体などが抗議の声を上げている。

野党などは政府に対してイスマイル氏の更迭を要求しており、警察長官もイスマイル氏の発言について懸念を示し「1948年煽動法」違反容疑で事情聴取を行なう考えを示している。

問題の書き込みは、マレー人に対して華人ビジネスのボイコットを呼び掛ける内容。イスマイル氏は、燃料価格引き下げにも関わらず華人ビジネスが頑として値下げに応じなかったと指摘。「大部分の消費者はブミプトラ(マレー人および先住民族の総称)だ。ブミプトラがボイコットすれば値下げに応じるしかなくなるだろう」と述べた。

さらに華人ビジネスがハラル(イスラムの戒律に則った)認証を悪用していると批判し、ホワイトコーヒーで知られる「オールドタウン」を引きあいに出して、ハラル基準に沿っていないとした上で、野党・民主行動党(DAP)と関係していると指摘した。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  4. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  5. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  6. ホンダ『ステップワゴン』30周年記念車、マルチビューカメラなど快適装備を追加…409万8600円から
  7. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
  8. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  9. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  10. ヤマハファンのホタテ漁師必見!? 70周年カラーのサロマ湖向け漁船、2隻限定で発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る