ルノー ルーテシア に限定車…“恋に落ちる”デザイン強調したリミテッド

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ルノー ルーテシアリミテッド
ルノー ルーテシアリミテッド 全 13 枚 拡大写真

ルノー・ジャポンは2月5日、同社の主力車種『ルーテシア』の限定車、『ルーテシアリミテッド』を50台限定で発売した。価格は221万1000円

「ルーテシアは、ルノーの新しいデザイン戦略ザ・サイクルオブライフのデザインのもとに市販化された最初のクルマだ。そのコンセプトはLOVE、恋に落ちる。直線を一切使わずに曲線だけで仕上げたデザインが、センシュアルで情熱的なルーテシアのLOVEというコンセプトを体現している」と述べるのは、同社マーケティング部の光村聖子さん。

また、「欧州でのルーテシア(現地名クリオ)の販売は好調で、昨年11月までのデータでは、フランス国内では1位。そして欧州全体では3位、Bセグメントでは2位である。これは、クルマに対して目が肥えたヨーロッパの人々に認められた証だ」と話す。

「その大きな特徴はデザインと走行性能だ」と光村さん。「限定車はルーテシアの3グレードのうち、中間のゼンがベースで、1.2リットル6速エフィシェントデュアルクラッチのパワートレイはそのままに、特徴のひとつであるデザイン面を更にスタイリッシュに伸ばす様々なグレードアップしたパーツを装着した」という。

具体的には、専用ステアリングやシート、16インチアロイホイールなどを装着。また、かねてから要望の多かったバックソナーも装備した。

「価格はゼンと同じ221万1000円。自動車業界一番の需要期に当たるので、手軽にルーテシアに乗り始めてほしいという想いを込めてかなり頑張った価格設定にした。更に今回はこの限定車のみのナビキャンペーンを実施しており、カロッツェリアのSDナビを5万円で提供する」とコメントした。

ボディカラーはルージュフラム(赤)と、グリカシオペという濃いグレーの2色を用意。販売台数は赤が30台。グレーが20台の合計50台である。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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