JXホールディングス第3四半期決算、原油価格暴落で営業赤字2053億円

自動車 ビジネス 企業動向
ロゴマーク
ロゴマーク 全 1 枚 拡大写真

JXホールディングスは2月4日、2014年4-12月期(第3四半期)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は8兆3436億円(前年同期比-7.3%)、営業損益は2053億円(前年同期は2017億円の黒字)、経常損益は1714億円(同2559億円の黒字)、最終損益は1340億円(同1318億円の黒字)のそれぞれ赤字となった。

8月以降の急激な原油価格の下落に伴い、備蓄在庫の評価損が2938億円発生。営業赤字2053億円に転落した。なお、在庫影響を除いた実質経常利益は、石化製品マージン悪化、一時的経費増などにより、前年同期比24.1%減の1205億円だった。

通期連結業績見通しは、原油価格前提を前回の1バレル95ドルから50ドルへと見直したことで、在庫評価損が拡大するとし下方修正。売上高は10兆8700億円(前回予想比-8500億円)、営業損益を2750億円の赤字(同-3800億円)、経常損益を2100億円の赤字(同-3800億円)、最終損益を2100億円(同-2800億円)とした。なお、在庫影響を除いた実質経常利益は2200億円(同-300億円)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 旧型Z34『フェアレディZ』用車高調がリニューアル、ブリッツ「DAMPER ZZ-R」シリーズがDSC Plusに対応
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る