米国の自動車最大手、GMは2月4日、2014年の通期(1-12月)決算を明らかにした。
同社の発表によると、売上高は1559億ドル(約18兆2780億円)。前年の1554億ドルに対して、0.3%増と微増だった。
一方、純利益は28億ドル(約3285億円)にとどまった。前年の38億ドルに対して、26.3%の大幅な減益となっている。
増収となった背景は、地元の北米での新車販売が好調なことを受けて、売上高が増加したため。それでも減益となったのは、イグニッション(点火)スイッチの不具合による大規模リコールの対応費用が、収益を圧迫したのが大きい。
GMのメアリー・バーラCEOは、「顧客重視の戦略的経営計画が将来、GMを良い方法へと導くだろう」とコメントしている。