スズキ、通期純利益を100億円下方修正…法人税下げの影響

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スズキは2月5日、2015年3月期の4-12月連結決算を発表するとともに、通期予想のうち純利益のみを100億円下方修正した。従来は1150億円(前期比7%増)としていたが、1050億円(2%減)に見直した。

修正は来期から法人税率が引き下げられるのに伴う措置で、「繰延税金資産」の取り崩しによる影響を反映させた。法人税減税により、戻ってくる税金が減るためだ。一方で、通期営業利益については1880億円(0.1%増)の予想を据え置いた。

また、通期の4輪車世界販売計画は、国内軽自動車の販売増などにより従来比で2万台多い283万2000台(5%増)とした。ただし、車種構成の悪化もあるため、為替の見直しによる増益効果と相殺する格好になっている。4-12月期の営業利益は主力のインドでの販売が好調だったがタイなどが振るわず、1352億円(前年同期比0.4%増)となった。

《池原照雄》

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