【ハーレーダビッドソン ストリート750 発表】ハーレーからのカスタム提案「GARAGE」

モーターサイクル 新型車
ハーレーダビッドソン ストリート750 カスタムコンセプト「GARAGE」(ミラノショー2013)
ハーレーダビッドソン ストリート750 カスタムコンセプト「GARAGE」(ミラノショー2013) 全 14 枚 拡大写真

ハーレーダビッドソンジャパンは、新型クルーザー『STREET750(ストリート750)』を2月27日に発売する。ハーレーダビッドソン(以下、ハーレー)と言えば、「カスタム」が定着している。今回発売されるストリート750も、もちろんカスタムベースとしてのポテンシャルを秘めている。発売を前に、カスタマイズへの夢も膨らむ一方だ。

ストリート750がワールドプレミアされた、2013年のミラノショー(EICMA)で、ハーレーが出展したカスタムコンセプト『GARAGE』を手がけたのは、開発チーム・デザイナーの Dais Nagao 氏。なんとGARAGEはハンドルにクラッチレバーが無く、ステップペダルの周辺にはシフトチェンジペダルも見当たらない。

代わりにあるのはミッションから伸びたハンドシフトノブで、そこにクラッチレバーを装着。つまり、ハンドルから手を放した左手でクラッチレバーを握りながら、シフトチェンジを行うという常識を覆すカスタムだ。

通常のチョッパーカスタムではハンドシフトにした場合、フットクラッチを組み合わせるのが一般的だが、そんなセオリーを見事に無視している。

今回のストリート750日本発売に合わせて来日中のDais Nagao 氏によると「ハンドルに何も無いというのが作りたかった。クラッチは自分がレバー操作に慣れ親しんでいるから、フットクラッチはやらなかった。バッテリーやラジエターをあえて見えないように隠し、スカスカな感じに仕上げている」とのこと。

なお、『GARAGE』はあくまでも提案の1つ。販売の予定はない。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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