マラヤン・バンキング(メイバンク)のイスラム金融部門、メイバンク・イスラミックがイスラム金融資産の管理サービスを開始した。ニュー・ストレーツ・タイムズが伝えた。
マレーシアの機関投資家やファンドマネージャー、政府系企業やソブリン債など1.4兆リンギにのぼるイスラム資産の管理を行う。
メイバンク・イスラミックのムザファル・ヒシャム最高経営責任者(CEO)は、イスラム教徒のコミュニティでは富裕層が世界的に増える傾向にあり、イスラム資産管理サービスを提供することで、イスラム教徒、非イスラム教徒の投資家からの強い需要に応えることができるとし、金融サービス産業の発展に繋がると指摘した。
新サービスではシャリア(イスラム法)に準拠した投資サービスソリューションや管理サービスなどを提供する。シャリア準拠型の利益は慈善団体などに寄付される。
また、シャリア準拠ではない証券のスクリーニングも行う。