国土交通省は、スタッドレスタイヤの誤った使用方法によって発生する、危険な状態の例についてビデオを作成、スタッドレスタイヤを4輪全てに装着するよう訴求する活動を開始した。
雪道で駆動輪にのみスタッドレスタイヤを装着するなど、4輪全てに同じ性能のスタッドレスタイヤを装着していない場合、曲がれない・止まれないという危険な状態となるケースがある。
スタッドレスタイヤは、全車輪に装着することが基本となっており、一部のタイヤのみに装着した場合、車両の挙動が安定しないなど、十分な滑り止め効果が得られなくなる。
国交省では、スタッドレスタイヤの誤った使用方法により発生する、危険な状態の例についてビデオを作成し、スタッドレスタイヤを全車輪に装着する啓発活動に役立ててもらう。
また、スタッドレスタイヤを過信せず、スタッドレスタイヤを装着しても、乾燥路面と比べると非常にスリップしやすいことを十分認識し、注意して運転するよう呼びかける。