福井鉄道、超低床電車「FUKURAM」増備…車体はブルー

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2月18日から営業運転を開始するF1000形第2編成(F1002)。車体塗装はブルーをベースにした。
2月18日から営業運転を開始するF1000形第2編成(F1002)。車体塗装はブルーをベースにした。 全 2 枚 拡大写真

福井鉄道は2月5日、F1000形超低床電車「FUKURAM」を増備すると発表した。2月18日から第2編成(F1002)が営業運転を開始する。

F1000形は2013年3月31日、福武線で営業運転を開始した超低床・連接式の路面電車。日本の超低床電車としては初めて3車体3台車の連接式(全長27m)を採用している。1編成あたりの定員は155人(座席53人)で、乗り場が低い路面電車の停留場に超低床式で対応しつつ、大型の鉄道車両と同等の輸送力を持たせている。

オレンジをベースとした第1編成に対し、今回導入される第2編成の車体塗装は「福井の海・空をイメージした爽やかなブルー」がベース。車体下部にはシルバーのラインを配した。営業運転は2月18日、越前武生10時27分発の田原町行きから開始する予定だ。

これに伴い、200形電車の201号編成がこのほど廃車・解体された。同車は1960年、福武線の輸送改善を目的に製造された連接式の電車。低床車両の導入後もラッシュ時を中心に運用されてきたが、製造から50年以上が経過しており、車体や機器の老朽化が進んでいた。

《草町義和》

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