【マツダ ロードスター プロトタイプ 試乗】初心に立ち返った車づくりに注目…日下部保雄

試乗記 国産車
マツダ ロードスター プロトタイプ
マツダ ロードスター プロトタイプ 全 24 枚 拡大写真

『ロードスター』の哲学、人馬一体を継承して進化させたのがND型ロードスターだが、初心に立ち返った車づくりに注目する。

【画像全24枚】

軽量化を進め、小排気量でもスポーツカーらしいパワーウェイトレシオを得て、フットワークを向上、前後重量配分を改善することでライトウェイト・スポーツカーの真髄を極める。こんなシナリオだ。

実際にドライバーの着座位置を少し後方にずらしたことで、前荷重が減りステアリングの応答性が向上、コーナリング姿勢に入ってからアクセルをジワリと与えると、後荷重になってトラクションが素直にかかる。ちょっとミッドシップ的な動きだ。ボディ剛性が高くなり、サスペンションのアライメント変化も少ないので、挙動変化はNC型ロードスターに比べるとグリップが高くて、安定性に大きく違いがある。

1.5リットルエンジンは低速トルクがあり、パンチが想像以上にあることとエンジンの回転フィールが気持ちよく、スポーツカーユニットとして十分に価値がある。6速MTのシフトフィールも気持ちいい。

新型スポーツカーに対して甘くなりがちなファーストインプレッションだったが、本当に楽しい一時だった。きっと期待は裏切られない。

■5つ星評価
パッケージ:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★★
おすすめ度:★★★★★

日下部保雄|AJAJ会長/モータージャーナリスト 
大学在学中からモータースポーツに参戦し、卒業後は専門誌をはじめ雑誌等に新型車の試乗レポートやコラムを寄稿。新型車や自動車部品の評価、時事問題の提起などの分野で、TVのモーターランド2、自動車専門誌、一般紙、WEBにおいて活動。またその経験を活かした講演、研修などに携わる。ドラインビングインストラクターとして、安全運転のためのドライビングスクールを主宰するなどの実際面からの安全へのフィードバックも行っている。2006年よりAJAJ会長に就任。

《日下部保雄》

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